【デッキ紹介】スキドレTG
マイナーデッキ紹介記事です。
今回は1103当時メタデッキとして流行っていた【スキドレTG】の紹介をします。
まず 「スキドレTGとはどんなデッキか?」
【デッキのコンセプト】
・TGモンスターによるサーチの繰り返しでモンスター切れ防ぎつつビートダウン
・強力なサポートカードの幻獣の角
・スキルドレインで相手の展開を止めつつ、大型モンスターを立てられたりした場合はTG1-EM1でコントロールを奪いつつこちらのTGを渡してアドを減らさずに攻める。
大まかにこの3つです。
基本戦術は自分の場にTG1体を確保し、相手が出してきたカードによって罠を使い分けて戦います。
具体的にいうと
・相手のモンスターが攻撃力1500以上で幻獣の角で越えられない範囲なら奈落
・戦闘で倒せる範囲なら幻獣の角
・ブラロのような全体除去には警告
・無零怒やスクドラみたいな打点高い大型にはEM1でコントロール奪う
といった感じです。
幻獣の角は最強の戦闘補助で発動すれば+2アドで、しかも場合によっては1ランク上のモンスターも倒せます。
EM1は奈落にチェーンで打った場合、相手のモンスターとコントロールを入れ換えた後に破壊して除外になります。次元幽閉の場合はコントロールを入れ替えるだけでTGは除外されません。
月の書をチェーンされた場合でTGが効果解決時に裏側になってもコントロール入れ替えは適応されます。
また相手がブレイカーを持っていて、自分の場がTG+2伏せの場合
「相手はカウンター乗ったままブレイカーを奪われる」リスクを考えなければいけないので面白いですw
【デッキの弱点】
「戦闘以外でアドを取る手段が少ない」
このデッキにはガジェ、アース、エアーマンのように召喚するだけで+1アドを確保してくれるカードがないです。TGは破壊されれば+1アドにはなりますが、サーチがエンドフェイズなのでどうしても速さと物量で勝てなくなってしまいます。
「罠を読まれやすい」
TG1- EM1、幻獣の角はどちらも強力な罠でこのデッキの核になる罠ですがどちらも
自分の場に特定のモンスターがいないと使えない
カードです。こちらが劣勢時に罠伏せて何も反応がないとその時点で罠が2枚くらい腐ってる状況がすぐわかってしまいます。
また、それによって相手も罠を腐らせるために警告などをピンポイントで打ってくるでしょう。
【TGについて】
採用TGは
・TGストライカー
・TGワーウルフ
・TGラッシュライノ
の基本3種です。
「TGストライカー」
3つの中で唯一召喚権を使わずに場にTGを残せるカード。ステータスも一番低いのでEM1で渡した時に戦闘破壊しやすいです。増援、トゥルースにも対応してます。
ただ、このカード自体は「地属性、戦士族、チューナー」っていう恵まれたカードなので下手にEM1で相手に渡して破壊できなかった場合相手にチューナーとして使われて強力なシンクロモンスターを出されてしまう可能性もあります。
・真六武衆シエン
・ナチュルビースト
・ナチュルパルキオン
特に一番下は勘弁してほしいですねw
「TGワーウルフ」
このデッキで一番強いTGです。奈落に掛からずに幻獣の角を採用できる唯一のカードです。
他のTGが破壊されたらこいつを優先的にサーチしていきましょう。
角と一緒に序盤から持ってる場合はなるべくデッキばれしないようにワーウルフNS角+伏せ1みたいに置いておくと相手にEM1と角を両方警戒させることもできます。ガジェットなどで殴ってきた場合幻獣の角で返り討ちにしましょうw
「TGラッシュライノ」
3種のTGの中で一番攻撃力が高く、自分から攻撃する時であれば苦手なライオウも倒しに行けます。幻獣の角を使えば最大で2800になるのは魅力的ですね。しかし、TGで唯一奈落を踏むこととEM1で相手に送りつけた場合、ワーウルフなどで処理が難しくなるカードでもあります。
先攻の場合、奈落されないのを考えてワーウルフより優先的にこいつを召喚しましょう。
最後に自分で組んだレシピです。
まだ調整段階なので構築の穴は沢山あると思います。
次回のかもめ亭が「レンタルデッキ戦」なのでマイナーデッキの動きや知識を高めるために今後触って行こうかと思います。
そして最後に1言…
これを1ヶ月前に出してほしかった…
幻獣の角対応してるシンクロなのに1103環境だとギリギリ使えない…